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出雲支部
総会

幸せの見える化をする経営指針

~GCH(企業内総幸福)の追求で会社が変わる~

開催日程:2015年6月16日


報告者:能登 伸一 氏     日鐵興業株式会社 代表取締役

<報告>
 今回の報告者である、日鐵鋼業株式会社 能登伸一氏は、2010年に福山支部長に就任された際に支部スローガンとして【GCH~グロス・カンパニー・ハピネス~】を掲げ、会社と支部を発展させた実践の人である。
(GCHとは企業内総幸福量の事で、ブータンの国民総幸福量をヒントにした造語)
 26歳のとき父が営む会社に入社した能登氏は、社内の暗い雰囲気をなんとかしたいと29歳の時に同友会に入会し、まずは社員の話を聞くことから始めた。2010年に福山支部の支部長になった時期に 支部のスローガンとしてGCHを掲げると同時に、自社でも日鐵内総幸福を掲げ具体的に取り組みをスタート。
生きがい、やりがいを感じることが社員の幸せにつながると考え、①経営指針に基づく「幸せの見える化」、②労使見解に基づく「うわべではないコミュニケーション」、③誇りが持てる会社づくり、この3つを実践し、今では社員が率先してGCHを追求する風土が出来てきている。
 グループ討論は、討論テーマを3段階に分け、シートに記入していく形で行った。【テーマ1】人が「生きがい」「やりがい」を感じるのはどのようなときだと思いますか?【テーマ2】テーマ1を踏まえ、生きがいやりがいを感じる職場にするにはどのような取り組みが必要だと思いますか?
【テーマ3】これまでの討論を踏まえ、生きがいやりがい創出のために新たに取り組んでいくことを、「見える化」「コミュニケーション」「誇りが持てる会社づくり」の観点から発表。討論を通して明日から取り組む事が具体的になり、すぐに実践出来るレベルまで落とし込めたのは良かった。
<感想>
 今年度の出雲支部は、島根同友会の10年ビジョンである【ヒューマンシフト~人を生かす経営を学び、人が幸せに働ける地域をつくる~】を受けて、【カンパニーハピネスを追求する!】をスローガンに掲げているので、能登氏の報告は支部の方針を会員に知ってもらう良い機会となった。
 また、新体制での1回目の例会だったが、幹事をはじめ会員が各々の役割をしっかり果たし、スムーズな例会運営だった。


原 久子

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