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4月例会

原点回帰

~作った経営指針からブレてブレてブレまくって気づいたこととこれから~

開催日程:2016年4月15日


報告者:秦 裕樹 氏     株式会社ホライズン 代表取締役

<報告・内容>
株式会社ホライズンの代表取締役である秦氏は2013年経営指針を作成しました。“中小企業のシステム課になる”という素晴らしい理念のもとスタートしましたが、2014年理念とはまったく関係ない事業を始め大きな失敗をします。経営指針を作成して3年、その間に気づいた経営指針(理念・方針・計画)の大切さとそしてこれからを赤裸々に語って頂きます。原点回帰し新たなスタートをきる念いのこもった報告。

<討論>
“社長が変われば会社は変わる、社長(自分)を変える原動力は何ですか”
原動力は社員やお客さまからの意見だったり他の経営者からの厳しい意見だったり会社の状況、社員を幸せにする責任であったり原動力は多岐にわたり討論は盛り上がりました。
討論発表では
〇自らの会社状況をディスクローズするという同友会のあるべき姿をやってくれた、この報告を機に秦さん自身が変わり良くなってほしい
〇まだまだ本気度が伝わらない
〇経営についてアドバイス(パソコン教室をやる、低価格の商品を発売)あり
〇ここ1年で一番よい報告だった

<感想>
どちらかというと経営指針成文化の実践による成功体験報告が慣例となっている同友会例会報告において今回は今までとテイストが違う報告となりました。なぜなら経営者が自ら作成した経営指針と全く違った経営を行っており、おのずと数字は上がってこない報告だったからです。報告者にとって皆の前でうまくいっていない現状を報告するのはとても辛く気持ちの良いものではなかったと思います。しかし報告者がディスクローズすることにより、プレ報告4回そして本番を通して数多くの方からアドバイスを頂きました。今回の例会報告を通じて改めて“何の為に仕事をするのか”“自社の強みは何か”“社員とは”を企画担当自身考えさせられ、同じように報告者、参加者も考えたと思います。4月例会を企画し、なにより嬉しかったことは報告者と社員さんが会社の方針や今後について話し合ったことを聞いた時でした。今回の例会報告が報告と決意宣言で終わることがないよう同友会として定期的にどれだけ実践できたか進捗を話し合える場を作ったり、声掛けしたりすることが重要であると思います。勇者(報告者)の会社の繁栄、社員の幸せを心から祈っております。


岩田 竜平

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