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中小企業家同友会景況調査報告(2023年12月22日)
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松江支部7月例会

人のための会社づくり、やりますけんね!

~二代目社長からの転身、人は今からでも変わることができる~

開催日程:2014年7月8日


報告者 西森氏

報告者:西森 靖 氏     グローバーク株式会社 代表取締役

<報告>
「人のための会社づくり、やりますけんね!」の思いで経営者としてやってきたが、思い違いや誤解をされたり、両親等との確執もあり、2年前に個人事業主としてスタート。今年の4月には松江で法人成りをされたグローバーク株式会社の西森氏の報告であった。

<内容>
東京で1年間資生堂パーラーにて研修を終え、平成7年5月に跡取りとして当時の西森看板に入社。自分自身「いい加減な性格」ということで、当初は仕事に本腰が入っていなかったが、短納期や利幅が薄い物件も受注し続けた結果、売上は7年後には倍になり出雲では一目置かれる存在となる。しかし売上は上がるが社員は全く喜んでいなく、長時間労働と安い給料で社員は2~3ヶ月で入替る状況。喜んでいるのは自分と両親だけで、社員を使用人としてしか考えていなかった。疲れ切った社員とケンカもしボロボロの状態で、何とかしなければという時、看板業後継者育成塾に参加し、初めて「社員を大切にする」を学ぶ。平成17年島根同友会に入会。岡山同友会の経営指針成文化研修会に参加し、経営指針書を基にワークライフバランス・幹部社員の育成を柱に実践することにより、社員が明るくなり自主的に行動するようになる。(自分の思いに近づいていると手応えを感じる)しかし1年後の売上はガタ落ちした。ただ社員の意識は少しずつ変わっていった。その後2年間は黒字を計上するも、母親は社員が実勢を握るのが納得できないためケンカが絶えない状況。その後弟が東京より営業マンとして入社。両親と弟が社員カットを言ってくるが抵抗するも幹部候補も退職してしまう。絶対会社を存続させたかったが、独立勧告を受け平成24年7月グローバークを設立。1年目は順調だったが、2年目に入り売上は半減。出雲の地ではバッティングをするし、前会社を存続させたい思いで今年4月松江での会社設立に至る内容であった。


福島克治

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