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「経営者の責任」

~社員が本当に安心して働ける会社、自分の成長を実感できる会社を目指して~

開催日程:2014年11月6日


例会報告者 川中氏

報告者:広島同友会理事 川中秀章 氏     (株)EVENTOS 代表取締役

<内容>
27歳でバブル期の中イベント行で創業し、現在26年目の川中氏。イベント業の後、飲食業に転換することになるが、社員を外からお金で集めてきた為、社内での問題が多発する。最高6億円の売上のときもあったが、費用は105%かかり売上は上がるが赤字も膨らんでいく状態。社員が自社のダメだしをし、社内でケンカが起き、備品を社員が持って帰るなどの問題が起き多くの社員がやめ経営が困難になっていく。そのときに同友会入会。しかし初めは幽霊会員であった川中氏、数年後新入社員研修に誘われ出席したのが転機だった。その時に「社員が入りたいと思って入ってくる会社にしたい」と思った川中氏は経営指針セミナーを受講し会社の理念、ビジョンを作ることができた。理念を作ることにより自社の進むべき方向が確立し、経営者の覚悟が出来た。その後同友会のやらないといけないことが増え、全て自分でやっていたことを社員にまかせないといけなったことで、社員を信頼し仕事が任せられるようになった。安心して働ける会社を作ることをを目標にベクトルが定まり、自分の成長を実感出来る会社作りを実践していく。実践していく中で本当の優しさとは、本気で人の為に怒れる会社、仕事を途中で取り上げない、完成するまで近くにいてあげるなどチャレンジさせることで人で会社が成長していき、社長一人ではなく全員でビジョンに向かっている事、自社を変えようと考えてくれる社員がいることを実感する。その中でリーダーシップとは、社長自ら楽しそうに仕事をし、自分になりたいと思わせることが自分の思う幸せのリーダーシップと言われていました。社員教育とは、共育であり人を育てることが出来る人は自分も育つことが出来る、社員とたくさん関わることで人を成長させることが出来る。これからも当たり前をなくしありがとうがあふれる会社、目の前の人に必要となってもらえる会社になっていきたいという報告でした。

<感想>
討論テーマは「あなたの会社は社員に夢をみさせていますか?」でした。グループ内の感想としては、実務に追われて、夢というものが無い。社員と価値観、ベクトルが合っていない。経営者の夢はあるが、社員の夢は知らない。などの感想がありました。感想から経営者の夢、社員の夢を実現させるためには、同じベクトルを持つことの大切さ、社員との信頼関係の構築の大切さが必要であるということで、ベクトル、信頼関係について討論しました。共通の理念や、ビジョン、ベクトルを持つことが大切であり、その上で社員さんが何を目標にするかが必要。そのためには会社として理念をかかげ、ワクワクするような方向性を示し、社員さんに夢、目標を持たせてあげないと会社は成長しない。夢、目標を社員さんが見つけるために関わり合いその人のスイッチをみつけてあげなければならない。それが信頼関係につながっていくというまとめで討論は終了しました。報告、グループ討論より自社にとってなにが今しなければならないことなのか、何を実践すれば自社の社員さんがテーマにもあったように本当に安心し働け、自分の成長を実感できるのか+A25を学べた例会でした。まず、今まで以上に当たり前の対義語と言われた「ありがとう」のあふれる社内になるよう、自分から変化し、実践していこうと思いました。そして、自分の成長が会社の成長と実感出来るようリーダーシップをとっていきたいと思います。


石原 聡

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